早朝の散歩

早朝

 今の季節、梅雨の時期ともなると夕方でも蒸し暑い。秋頃から夕方散歩することにしていたのであるが、この時期からは再び朝に変えたのである。

 朝は涼しい。ただ、早朝に起きるのが辛いのである。四時半に目覚ましをかけ、飛び起きると、着替えをし、顔を洗って、歩数計、認識票、時計、鍵を持って運動靴を履いて4時45分には家を出て歩きはじめるのである。

 やや薄暗さが残る時間帯ではあるが、社会活動は既に始まっており、車は行き交い、同じコースを歩いたり走ったりするひとは、既にもういるのである。

 なぜ、そうしてまで歩くのか、私の場合は体調の維持。特に足、脚力の維持のためである。
年老いて歩行器のお世話になることのないようにしたいと思っているのである。

 そして、五時半頃には家に帰り着く、歩数計を確認する、5,000歩である。あまり負荷がかかっていないように感じられるが、無理しない程度にしておこうと考えているのである。

 また、歩くということは脳の働きにも好影響を与えているようにも感じられる。そういう意味では健康の増進にもなっているように見える。

 同好の士は、歩くというより走っている人の方が多い。ゆっくり歩いている人は少ないのである。熊本には、春にマラソン大会があり、これに出るためにトレーニングをしている人ではないかと思われ、行き交う度にご苦労様と心の中でつぶやいているのである。

 雨の日は休む。だから毎日にはなっていない。全体の六割か七割くらい実行している計算になる。
それで良いのである。無理する必要はない。むしろ、長く続けるのが良いと思っているのである。

令和5年6月27日