夏の散歩は朝に限る

早朝散歩

 散歩用の運動靴を買った。今履いているのがやや小さくて指が窮屈であるのと、底が擦り切れてきたから買い換えたのである。一年ぐらい履いていたので、散歩で履きつぶしたといってよいだろう。

 今週から新しい靴を履いているが、履き心地はよい。前の靴は底が擦れていくような音がしていたのであるが、新しい靴はそういう音がしない。弾み方が違うのであろうか。歩き方に違和感はない。

 夏の散歩は朝に限る。朝4時半に起きて支度をして出かけるのが4時45分である。朝は涼しいのであるが、夏場はやや蒸し暑い。タオルをもって出かける。歩いているうちに顔が汗ばんでくるからである。

 7月下旬の熊本の4時45分は暗い。薄暗さの中を歩き始めるのであるが、1時間近く歩くうちに明るくなり、家に帰り着くころには明るい朝になっているのである。

 途中、何人かとすれ違う。歩いている人、走っている人それぞれであるが、中には後ろ向きで歩いている人もいて、変わった人もいるのである。これは脳の活性化には良いのかもしれない。

 帰ると顔を洗い、濡れたタオルで上半身を拭く、気持ちが良いことこの上ない。散歩の充実感が湧いてくる。それから、新聞を読んで朝ごはんの支度をして朝食、ゴミ出しをして歯磨き、トイレをすますと朝のルーティンが終了する。この後、着替えをして事務所に出る。それから一日の仕事が始まるのである。

令和5年7月25日