我家の子犬のハナちゃん、生後7か月であるが、チョコマカ、チョコマカとよく動く。「お座り、お手、おかわり、伏せ」は、すぐに出来るようになった。しかし、猫のマルと室内で追いかけっこをしていて運動が足りているのか、外に連れてってくれという要求はない。ないどころか外に連れて行っても歩こうとしないのだ。自分の行こうとするところには行くが、それ以外はテコでも動かないのだ。自分が上と思っているのか?飼い主の行く方へリードを引いて渋々歩く始末。
ノーフォークテリアの先輩犬ミントとチャーリーは散歩が大好きで、散歩には必ず二人連れでいったものだ。「サンポ」という言葉を憶えていて、「サンポイクヨ」というと嬉しさを爆発させて走り回り、リードを着けるのに手こずったものだ。今考えると「ポ」という音に反応していたようで、「ポイクヨ」だけでも意が通じていた。
ミントは死にチャーリーは老いた。今はハナの世代だが、同じ犬種でも生まれと育ちが違うとこうも性格が違ってくるものか。動物学の研究テーマになりはしないかと思う。
ところで、飼い犬が散歩を要求しないのは、飼主にとってはとても楽である。犬の散歩は何かと面倒なものなので、ハナちゃんの散歩嫌いには一面有難いと思うところがあるが、外に出ないので社会性の涵養に問題が出てくる。暖かくなってきたので、色々なところへ一緒に出掛けようと思う。
ハナちゃんの将来を考えれば散歩を嫌がらないように躾けていかなければならないが、今のところ何ともワガママに生きるハナちゃん、どうなることやら!!