ハナちゃんのトリミング

ハナ

テリア種のトリミング方法はプラッキングというものだそうだ。プラッキングはトリミングナイフや手で毛を抜くもので、そうしてその犬種のスタンダードなスタイルに整えていくというのである。

我が家のノーフォークテリアのハナちゃんはこれをしたのである。

ハナちゃんは生後5か月、少しオーバーな言い方をすると瓜坊のようで黒い毛の縞模様であった。その黒い毛と被毛を抜いて整えていくというものだ。プラッキングで毛を抜くと、その犬種本来の毛質になり、生えてくる毛は硬く強くなるらしい。ノーフォークテリアの理想のスタイルに近づけるためには1か月に1回程度はプラッキングで整えることが良いらしい。

ハナ

先日、娘がプラッキングの仕方を教わりにブリーダーさんのところへ行ってきた。教わりながらハナちゃんの第1回目のプラッキングをして帰ってきた。ハナちゃんは、色がすっかり抜けて黒から薄茶色に変わってしまった。頭は地肌が見えるほど薄くなっていた。背中も同じようにするのが本当のところらしいが、今は寒いので地肌が見えるところまではしてないが、まったく別の犬になったようなのである。まさに脱皮した感じなのだが、これでノーフォークテリアの本来の色に近づいたのだった。我が家のノーフォークテリアの先輩チャーリー、亡くなったミントもこうだったかなぁと昔を思い返した。

ところで、トリマーさんは毛抜きの他にシャンプー、爪切り、耳掃除などをしてくれる。いわゆるトリミング。ペットを飼育しているものにとっては、動物病院と同様に、なくてはならない存在である。それを改めて認識した次第である。