桜が終わった今の時期は過ごし易い。寒くもなく暑くもなくカラッとした天候だ。これからもう少しすると温度と湿度が上がり蒸し暑くなる。
この時期、仕事の方は所得税の確定申告事務が終わり少し余裕が出てくる。しかし、この後3月決算法人の決算申告事務が待っているので、嵐の前の静けさのような感覚である。
法人の決算は毎月発生するのであるが、3月決算の5月申告の件数は比較的多く、4月下旬から5月にかけて忙しくなるのである。この時期ゴールデンウイークがあり、営業日数が少ないわりに仕事量が多く、ゴールデンウイークのウキウキした感覚がこれによって減殺されるのである。
この5月は毎年のことであるが、税理士事務所の山なのである。この山を越えると比較的平坦な道となる。当事務所としては6月から11月までが平坦期、12月から5月までが山岳期となっている。
ところで、3月決算法人の決算確定日は5月のおおむね中下旬ごろとなり、お日柄を気にされるむきは大安の日となることが多い。今年のその頃の大安は5月20日（金）と26日（木）である。当事務所のお客様においてはおおむねこのいずれかの日が決算確定日になるであろう。
決算確定日を過ぎると電子申告をして事務が終了となる。今年は5月27日が金曜日である。できることならばこの日までには3月決算事務を終えるようにしたいものだ。
