季節

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我が家の令和2年を振り返る

令和2年も暮れようとしている。この時期になると、今年を振り返り総括してみたい気持ちにかられる。どういう一年だったか思いをめぐらしてみよう。今年は何といっても、3月22日に妻が逝去したことが一番大きな出来事だろう。
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令和2年の幕あけを祝す

元号が令和になって初めての年明けとなった。令和の元号の新鮮さが次第に脳裡に溶け込み、沈潜化していくのを感じるこの頃である。昨年は、頭で「令和」と思っているのに、口について出るのは「平成」だったりして、しばしば言い直すこともあって、正直戸惑うこともあった。
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枇杷が熟れる頃、父の思い出

枇杷の実の熟れるころ思い出すことがある。それは私が小学校低学年のころのことである。父は、村にあった病院の職員として職を得ていた。病院は家から歩いても30分ぐらいのところにあったが、通勤は自転車であった。近所に同僚もいて、帰りには自転車を並べて帰ってくることもあった。
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百花繚乱の季節へ

桜の開花とともに、全ての花木もそれぞれ花をつける支度をし始めている。当家の庭でも枝垂れ桜が八分咲きとなり、カイドウやモッコウ薔薇は蕾みをふくらませ、葡萄やのうぜん蔓は芽を出し始めたところである。
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年の瀬そして新年

ときはいささかも怯むことなく、時を刻んでは遥か彼方へと流れ去っていく。その流れは今、平成30年の年の瀬を洗っている。その速度はゆったりとしているが、過ぎ行く先を眺めれば、この1年は早かったと感じざるを得ない。
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新しい歳の意味

歳の変わり目には、干支のことが話題になる。子、丑、寅、卯・・・、新しい年は戌年、鳥から犬へとバトンタッチである。酉年になるときは、酉の字にはどういう意味合いがあるのか、そうするとどういう歳になるのか、などを調べて悦に入っていたものである。
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忙中閑

ずいぶんと春めいてきた。早朝に霜が降りることはあっても、乗用車の窓に氷が張りつくことはなくなったし、昼間は暖かい日が多くなってきた。梅の花は満開である。三寒四温、季節は穏やかにそして確かな足取りで移ろっている。