当事務所は、今年、数えではあるが創立30年を迎える。
それで、9月21日に創立30周年記念祝賀会を催すこととしているのである。
私は、平成元年9月20日に税理士登録が許され、熊本市に事務所を開設した。
税務署に奉職し税務行政に携わっていた私は、元号が変わり、消費税法が施行された平成元年7月に退職し、税理士業界に身を投じることとしたのである。
以来、税務及び会計を我が天職と定め、業務に邁進してきた。
最初は自宅を事務所として従事員3人でスタートした。
その後、現在の地に不動産を取得して移転した。
平成10年にある先生の業務の一部と職員2人を引き継いだ。
その後、少しずつ拡大し、現在は従事員8人である。
この間、多くの関係者の方々のご指導、ご鞭撻を賜り、創立30周年を迎えることができるのである。
これは、顧問先様のご支援、ご協力があったればこそであり、衷心よりお礼を申し上げる。
また、従業員の献身的な奉仕が発展の原動力となったことは言うまでもない。
祝賀会は従事員8人と顧問の先生方を加えた11人で行う。
いわば、内輪の祝賀会であるが、ホテルで行い、永年勤続者の表彰や、フルート、ピアノ、バイオリン、コントラバスの演奏もある。
引出物として、創立30年にちなみ、30年前の創業年「1989年」にスペインで醸造されたワイン「サン・イシドロ グラン・レゼルバ」を用意した。
当事務所は、この30周年を期に、経営理念を定めた。
今までなかったのがおかしいのだが、遅まきながら定めたのである。
ただ、この理念は、今までの当事務所の仕事に向かう姿勢を文章化したものといえる。
今までと全く変わらない。
今後は、一層この気持ちを強くして、この経営理念を奉じ、一致団結して業務に邁進することとしている。
関係の皆様方の更なるご理解と、ご支援、ご協力をお願いする次第である。