ハナちゃんの日常

ハナたち

 当家の小型犬、ノーフォークテリアのハナちゃん(メス4歳、今年の誕生日で4歳)は、猫3匹と同居している。もうかれこれ4~5年にはなる。

 ハナちゃんの居場所は2階の居間である。昼間は2階で過ごし、夜になると3階の飼い主のところで一緒に寝ている。ハナちゃんは階段を昇り降りできないため上下の移動は抱っこされての移動である。先住犬たちは自由に昇り降りしていたので、よっぽど怖がりか、どんくさいのか・・・。

 これに対し猫たちは自由に動けるため、1階から3階まで自由に出入りしている。夜寝るところは基本的には3階であるが、それは定まっていない。

ハナと猫たち

 そういうことで、2階はハナちゃんの縄張りである。2階ではハナちゃんが主導権を持っているように見える。猫達との相性はまあまあというところで猫が走り出すと追い回しており、仲良く遊ぶということがあまりない。唯一猫のシュウとは、紐の引っ張り合いをしたりと割に仲が良い。

 たまに、猫達と緊張状態にあるとき「仲よくしなさい」と声をかけることにしている。多分意味が分かっていないのだろう。キョトンとして、注意されたことだけはわかっているような塩梅なのである。

猫たち

 ハナちゃん本人も仲よく遊びたいという気持ちはあるのだろうが、猫が逃げるとついつい追っかけることになってしまうのである。犬の本能か? 猫の側からすると、愛情からくるハナちゃんの押しの強さを避けイナシテいるようにも見える。同居の知恵というものではないだろうか。それでも猫のシュウとは仲が良い。

 これから何年も同居するのである。お互い年を取っていく。だんだんと動作も落ち着いてくるだろう。夜、一緒に寝ているように、昼間もゆったりと過ごしてほしいものである。