二回目の台湾旅行

台湾 2年前の正月に続き、台湾旅行に行ってきた。時は11月上旬、寒くはなく、やや汗ばむような陽気であった。台湾は九州と同じ程度の大きさで、熊本からは2時間ちょっと、時差は1時間である。 熊本空港から高雄空港に飛び、高雄で一泊、翌日専用車で高雄市内の観光をして台南から新幹線で台北へ出た。新幹線は初めて乗車したが、日本の新幹線と殆んど同じ仕様であった。車内の状況、ハード面ソフト面に日本の技術を取り入れていることが分かった。唯一違うところは、乗車券の改札の仕方にあった。 台湾 台北では2泊した。前回は台北に降り、西側をバスで南下、高雄から東側に回って北上し、花蓮から空路台北入りして一周するというコースであったが、今回は西側だけを周るコースで、九フン観光がメインであった。 台湾 九フンは山手で台北は晴れていても九フンは雨が降るという状況にあり、当日は雨であった。夜景が売り物であったが雨ではしようがない。狭い階段の道を傘をさして、押し合いへし合いしながら上り下りした。行き交う人は殆んどが日本人であった。そこで、花文字を書いてくれるところがあり、「商売繁盛」という文字の額縁を記念のお土産とした。
忠烈祠の衛兵交替儀式、故宮博物院の翆玉白菜・豚の角煮などは何回見ても興奮するところである。四日目は台北から新幹線で高雄に戻り帰熊した。 片道2時間近く乗車する新幹線で往復するというのは、観光旅行としては効率が悪い、観光拠点が台北に集中している台湾観光は、やはり台北を中心とした行程の方が良いようだ。 熊本県、熊本市が開発した熊本高雄直行便は、高雄から利用する台湾人には有用なようで、搭乗客は往復とも9割が台湾人、1割が日本人という具合だった。外国人の日本観光が活発であることが、このことでも良く理解できる。