
誕生日というものは、何歳になっても新鮮に感じられるものだ。
自分の生まれた日を祝うということが一般に行われていることであるが、それよりなにより、大変な思いをして生んでくれた母に感謝することがもっと大事なことであると思う。
もうこの年になると、誕生日に母が存命していないのであるが、その場合には、母の労苦を偲ぶことで母に感謝するのである。
当事務所では、職員の誕生日にお菓子を贈呈して祝うことをしている。職員の福利厚生の一環としてのものであるが、日頃の貢献に対し感謝の意を表する事象である。
朝のミーテイングのとき贈呈式を行うのであるが、不思議なことに他人の誕生日であっても新鮮な気持ちになるのである。そのとき、若い職員の場合は〇歳になったねと言うのであるが、女性や年配の職員の場合には歳は披露しないこととしている。
一年のスケジュール帳に全職員の誕生日をインプットしておき、その前日に祝い品を取得するようにしているのである。祝い品は大体お菓子で、そうたいしたものではないが、事務所としての気持ちを受け取って欲しいところである。
職員の福利厚生としては、この他健康診断などいくつかあるが、誕生日の祝いは就業規則にない任意のものである。これにより、職員の融和が図られれば望外の喜びである。
令和7年6月6日