ときの流れは一刻も途切れることなく進み、早くも11月となった。今年もあと2か月を切った訳である。霜月、時候の挨拶では、霜降の候が使われるが、ここ九州では現実とはかなり乖離があるようだ。
ひところは10月に入っても連日の夏日で、いつになったら涼しくなるのだろうかと心配したものであった。11月に入ってやっと秋の気配が感じられる頃となったのである。
霜月はもともと旧暦の11月に使われていたもので、新暦では12月に相当するものである。それにしても昨今の気候は後ろにずれてきているように感じられる。
今年は、元旦に能登で大きな地震があった。また夏には地震被災地に追い打ちをかけるように豪雨が襲い、甚大な被害をもたらすという大変なことが起こったのである。被災者の方々には深甚なるお見舞いを申し上げる次第である。その他の地域でも、豪雨による災害が発生した。今年の漢字は「災」ではないかと思う。
会計事務所は12月から繁忙期に入り年末調整が始まる。11月はその直前の時期であるが、法人の9月決算の申告月にあたり、やや忙しくなる頃でもある。
ともかく令和6年の終わりは指呼の間にある。令和に元号が変わって早くも7年目を迎えようとしているのである。
今頃は年末を目前におせちの注文の時期であり、年賀状の手配が始まる時期でもある。ここへきて時の流れが速くなりそうな気配がしてならない。
令和6年11月9日