うちのペット、小型犬のハナちゃんは 散歩が大好き。「サンポ」という言葉に顔を輝かせて反応する。散歩に連れて行ってくれると思うのだ。
だから、自分が散歩に行こうと思っても、ハナちゃんがいるところでは「散歩に行ってくる」とは言えず、「歩いてくる」と言わなければならない。
ハナちゃんは実際散歩に行くときは狂ったようにはしゃぐのである。いつも家の中にいるので散歩に行くのがものすごく嬉しいのだ。
飼い主が午前中普段着で家にいると休日だと感じるようで、今日は散歩に連れて行ってくれるかもしれないと期待するのだ。
そういう日に飼い主にサンポに行く気配があると感じると、とたんにサンポモードになってしまうのだ。その気持ちがいじらしく可愛くてその気持ちに応じてやらなければと思うのである。
ハナちゃんの気持ちに添いたいと常にそう思っているのだが、現実に散歩に出かけると色々とおもしろい障害もある。
ハナちゃんは好奇心が強く、行き交う人々に興味を持つ。特に小さい子供には大きな反応を示すなど一旦散歩に出たら精一杯遊ぼうとする。座り込んで人間観察もするので、中々先に進まない。そういう時は、抱っこしてその場を離れるのである。
最近は、平日も早めに帰るようになり時間に余裕が出てきた。ハナちゃんとの「サンポ」の機会も増えるだろう。
