飼い犬の説得

ハナ

今回は、我が家の愛犬ハナと愛猫マルについて書こう。

ハナは室内犬ノーフォークテリアの雌、マルは黒白の雄(去勢済み)である。

マルが野良の仔猫の頃、娘に拾われる形で当家にきていて、その後ハナが子犬でやってきた。

そういう状況で二人はかれこれ2年を過ぎて同居しているのだが、なかなか見た目には打ち解けず、仲良い関係にならないのである。

ハナは家人と同化して、群れの一員といった間柄にあり、家人が2階のリビングにいることが多いので、我々に密着してそこで生活している。

マルは食事、爪とぎ、トイレの拠点をリビングの高いところに置いているが、そこにいることは稀で、1階から3階まであちこちに出没し、あたかも一人でこの家に生活しているように振る舞っている。

マイペースなのである。当然ハナには近寄ることはない。

我々がリビングにいるとき、たまにマルがやってくる。

ハナに悟られないように忍び足で自分の拠点にやってくるのであるが、ハナは直ちにこれを察知する。

二人がこれを認識すると、大体のところ緊張状態に陥るのである。

ただ、場合によっては、自然と身体を寄せていって仲良くしていることもあるのであるが、大方のところ、暫く睨み合いが続いた後、マルがその間合いを嫌って小走りに走ってその場を離脱することとなるのである。

そうなると、ハナは唸りを上げながら追いかける。

マルが階段に逃れるまでの一瞬のことであるが、そういうふうにしてこのゲームは終わるのである。

双方に狩猟本能はあるのだが、犬族の方が対象が大きなようで、いつもハナの方から体の大きいマルに攻勢をかけるのである。

ハナはテリトリーを守っているようにも見えるが、どうなのであろうか。

仲の良さそうに見えるときもあればそうでないこともある。

なぜこのようになるのであろうか。

このような関係は慣れてくれば変わってくるものかと思っていたが、どうもそうではないようである。

変化の兆しが見えてこないのである。

どうしたものかとネットで見てみると、飼い始めのタイミングや、飼い方によって左右されるもののようである。

ハナはマルと遊びたがって近付いて行くのだが、マルは気分が乗らないと相手をしないため、それでハナが追いかけてマルが逃げるようである。

マル

結局、飼い方に原因があるようで飼い主の責任であろう。

しからば、これから如何様にするか。

とりあえず流血の惨事にはならないようであるから、放っておくか、それとも、二人を強制的に近づけてみるか、ともあれ、急激な近づけ方はしない方がよさそうである。

とすれば、ハナちゃんを説得し、仲良くさせることが最良であろう。

これができれば・・・・・ネ。